麻黄附子細辛湯(まおうさいしんぶしとう) |
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【効能効果】
ツムラ麻黄附子細辛湯エキス顆粒(ツムラ127番)は悪寒、微熱、全身けん怠、低血圧で頭痛、めまいあり、四肢に疼痛冷感あるものの次の諸症。 感冒、気管支炎等に良く効きます。 【用法用量】 通常、成人1日ツムラ麻黄附子細辛湯エキス顆粒(ツムラ127番) 7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。 【成分・性状】 麻黄附子細辛湯エキス顆粒(ツムラ127番)7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス1.5gを含有する。 日局マオウ 4.0g 日局サイシン 3.0g 修治ブシ末 1.0g 添加物 日局軽質無水ケイ酸、日局ステアリン酸マグネシウム、日局乳糖 剤形 顆粒剤 色 暗灰色 におい 特異なにおい 味 わずかな甘味と辛味 識別コード ツムラ/127 【基本的注意】 1. ツムラ麻黄附子細辛湯エキス顆粒(ツムラ127番)の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。 なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。 2. 他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。 ブシを含む製剤との併用には、特に注意すること。 【副作用】 1発現状況 ツムラ麻黄附子細辛湯エキス顆粒(ツムラ127番)は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度は不明である。 2重大な副作用 肝機能障害、黄疸 AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 3その他の副作用 (1). 過敏症 発疹、発赤等があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。 (2). 自律神経系 不眠、発汗過多、頻脈、動悸、全身脱力感、精神興奮等があらわれることがある。 (3). 消化器 口渇、食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐等があらわれることがある。 (4). 泌尿器 排尿障害等があらわれることがある。 (5). その他 のぼせ、舌のしびれ等があらわれることがある。 【慎重投与】 1. 体力の充実している患者[副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。] 2. 暑がりで、のぼせが強く、赤ら顔の患者[心悸亢進、のぼせ、舌のしびれ、悪心等があらわれることがある。] 3. 著しく胃腸の虚弱な患者[口渇、食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐等があらわれることがある。] 4. 食欲不振、悪心、嘔吐のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。] 5. 発汗傾向の著しい患者[発汗過多、全身脱力感等があらわれることがある。] 6. 狭心症、心筋梗塞等の循環器系の障害のある患者、又はその既往歴のある患者 7. 重症高血圧症の患者 8. 高度の腎障害のある患者 9. 排尿障害のある患者 10. 甲状腺機能亢進症の患者 11. [(6)〜(10):これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。] 【併用注意】 薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子 マオウ含有製剤 エフェドリン類含有製剤 モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤 甲状腺製剤 チロキシン リオチロニン カテコールアミン製剤 エピネフリン イソプレナリン キサンチン系製剤 テオフィリン ジプロフィリン 不眠、発汗過多、頻脈、動悸、全身脱力感、精神興奮等があらわれやすくなるので、減量するなど慎重に投与すること。 交感神経刺激作用が増強されることが考えられる。 【高齢者への投与】 一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。 【妊婦、産婦、授乳婦等への投与】 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい。[本剤に含まれる修治ブシ末の副作用があらわれやすくなる。] 【小児への投与】 小児等には慎重に投与すること。[本剤には修治ブシ末が含まれている。] 貯法:しゃ光・気密容器 使用期限:容器、外箱に表示 |
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【取扱品】 ツムラ麻黄細辛附子湯エキス顆粒(まおうさいしんぶしとう)ツムラ127番 ツムラ麻黄細辛附子湯エキス顆粒大箱(まおうさいしんぶしとう)ツムラ127番 |
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麻黄附子細辛湯(まおうさいしんぶしとう)は、 |
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